OFFENCE/深水遊脚
 
 絶えず変化する状況に対応する。何が起こるか分からないなかで、起こった一つひとつを認識し、分析し、それに対して何が出来るのかを判断し、最適な行動をしてこちらのダメージを最小限に抑える。抽象的だけれど、DEFFENCEをこんなふうに言うことができるかもしれない。

 OFFENCEにはこれに加わるものがある。起こり得ることを行動に折り込み、相手のDEFFENCEなどの障害を最小限のダメージで交わし、目的(GOAL)を遂行すること。つまり戦術が必要になる。

 それではDEFFENCEに戦術がないのかといえばそんなことはない。相手のOFFENCEのうち、あらかじめこう来るとわかっているものに対
[次のページ]
戻る   Point(4)