二つの記憶/
caleha
まぶたを ぎゅって つむった
だいじょうぶ
その距離を縮めようとして
おどけて 何度もキレイだと誉めた
記憶に残っている素顔のきみは
まだ いまでも真っすぐに語りかけてくれるから
あのとき しそびれたへんじと
あのとき だせなかったこたえ
きもちのなかで 眠ってくれたなら
もうすこし らくになれるのかなぁ
雨はいつだったか
白くなって
しずしず…
しずしず…
戻る
編
削
Point
(1)