やさしさについての過去論/vi
 
優しさってどんなものだろう、と考える

目に見えるものと見えないものがある
常に必要だと思えるもの
時には良くないけれどお金で買えたりする
必要だと思うことだからこそ手に入れたい
入手できたかは事後報告状態でしか知り得ない
人に疎ましく思われる場合も多々ある
目に見えると疑ってしまうことがある
目に見えないものだからこそ信じたい
自分に備わっていることを信じたい
相手が誰にしろそれが伝わることを願いたい
常に相手に求めてしまうもの
自然すぎて感じられない場合も多々ある
引き出しの中に入っているかもしれない
思い出の場所に置き忘れているかもしれない

優しさと同義語になる言葉ってあるね
それの意味がそれの使い道が判らないでいる自分がいる
ということは
自分にあるべき「優しさ」も微妙
あるのかな、どんなものなのかな
あればいいな、と思ってみる

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