花花/ナガシー
 
荒れ果てた街に 一輪の花が咲いていた 
誰もその花に気がつかない
でもその花は誰のためではなく 

自分のために咲いていた 
何かに引かれて徐に目を向ける
その花が僕を癒してくれる 

名前も知らない君に笑顔をもらってうれしくて 
街のざっとうの中に咲く花のように 
力強くアスファルトにしゃんと
根を下ろして太陽に顔を向けた
強く生きる大切さ 

今というこの時を精一杯生きること
いつも太陽は見守っている
心の中を真っ白にしてくれる

君の笑顔を求め走り始めていた
もを迷わないもを止まらない
この手に残る温もりを確かに感じて
この荒れ果てた一本道を振り返らずに
自分の進む道を一歩一歩進もう

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