うで、もがく/唐草フウ
 
    こ/わ/し/て/

まだ眩しいころ
      なつの名残りが
 ひざの裏にある目が
        後ろにいるあなたをモ、ト。めていた    


 とぶなら鳥に
  はねの傷ついた鳥に
もう何年かな
こんなきもちでうつつ

きづいてた  きみは
きづいてたなら
なぜ壊さなかった



  しおれてもいいよ
 首をしめた、ひまわり
 かたちないものに疲れ果てる
波が、穏やか
過ぎて



  ほ/し/い/
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