月光の封筒/Lucy.M.千鶴
 
深夜
帰宅。

部屋に入ると

机の上に
白い封筒

手に取ろうとすれば

それは
カーテンの隙間から
こぼれた いたずら

月光の封筒

苦笑しながら
ベットに瞳をやると

きみは 小さな寝息をたてている・・・

気まぐれな きみの心

この封筒の様に
時々 掴めなくて

だけども ぼくは
そっと

口づけて しまうんだ(笑)
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