夜道/
風音
ちらちら
輝く
確かな夜景
どこまでも続いて
どこまでも
どこまでも
明かりのない
夜の道標
あの灯の下には
人々が暮らしていて
切ない
歩き出すなら
夜がいい
どこまでも
どこまでも
きっと
夜景のなかにいる
どの道を
歩けば
いいのだろう
いま
わたしは
どこにいるのかな
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