夜は、ちいさな空が、/青色銀河団
 
夜は、
ちいさな空が、
火のように
燃える。
ぼくは、
その
ちいさな
燃えさし。
夜、ひとりになると
ぼくのなかで
燃える
ちいさな空を
くじら雲が
飛んでゆく。
その
行き先を
ぼくは
知っている。
夜、
ひとりの
部屋で。



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