かたちから逃れるもの/
本木はじめ
Qとゆう文字が好きだよ寝転んでひととき青い果てをむさぼる
チェックメィッ(ト)まもなくぼくははがされる壁の写真のように真死角
球体を抱きしめながら沈む沼ちょうどあなたのような輪郭
夢でした、それでエンドのものがたり 肢体は四方にひきちぎられて
そしてああ、気づいてしまう誰でもない誰でもないのが僕なのだとか
水面に映るばしゃばしゃ、きらきらがぼくらを映して濁流となる
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