朝 の、/
るか
かさついた
ふるい
手紙を
燃やして、
灰は
深い色をした
( 既に遠い )
海へ
棄てた。
未来のように
宛ての
しれない
故郷へ
灰 は、
届く
だろう
か
朝 は、
たえきれない
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