夏はいまからだなんて思っている間に誰か晩夏だなんて言い出したからなんだか悲しくて/短角牛
イルで、寒すぎず、でも暑すぎず、なんとなくはかなく、郷愁を誘う感じに。
やれやれやることいっぱいだ。
次の季節のために頑張る俺、最高。そんな夏、最高。
あれあれ、こいつはなかなかどうして充実した夏。
晩夏はバンカではない、オソナツである。
バンカではなんだか夜である。夏のおわりである。
オソナツならまだ夕方な気がする。
まだ遊ぶ時間はある、と、駆けずり回る。最後のあがきが出来る時間である。
そんなことを思い始めた、晩夏の晩。
農家さんは、早くも冬の準備を始めている。
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