１つだけの方法/桜 葉一
「１つだけ……１つだけしか方法がないのです。あんな大胆なトリックを使うとは……正直私は驚きました。しかしそのトリックが逆に、あなたが唯一の犯人だと示している事に、気づいていなかったのですか？」
いや……だから俺はやってねぇって……
おぃ！なんだよ！ちかよってきて！
さわんな！俺はなにも持ってねぇ！
ポケットなんか……
そんなとこになんにもねぇって！
くすぐってぇって！やめろ！！！やめろよ！！！！
……
あっ……
「あなたはこれを使ったのですね、これを使って……」
そこには
唖然としている青いロボットと
ピンク色のドアがあった。
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