EF55の復活/あおば
 
Kmの軽便鉄道です。開業は1950年開業、営業キロ数が長すぎると云うので運輸省の指導により1952年に地方鉄道免許取得。実質的には遊戯施設の遊覧鉄道なのですが、地方鉄道となったおかげで、時刻表にダイヤが載るやら、公道に踏切を設け車を一旦停止させるやら、客がいなくても走らねばならないやら、面倒くさいことになりました。また、鉄道マニアの対象にもなりました。半流線型の蓄電池式電気機関車が浮世離れした楽しい遊園地の雰囲気を出していたのですが、突然SLが走るようになりびっくり、子どもの国へ大人が乱入といった感じです。 というのは、SLとその客車は本物の軽便鉄道からやってきたからで、その浮世に疲れた姿は化粧直
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