休日の午後/
よーかん
な音でさえ言葉でしか認識できない
思考の束縛にあきれ返る。
考えるのをやめようと再度決意して
その決意を鼻で笑う。
呪縛がとける。
気持ちが少し楽になる。
考えるをやめるをやめれたのかもしれない。
同じベッドで、
周りに迷惑をかけずに
この世から消える方法ばかり
考えていた日々を、
ずっと昔のことのように眺めてみる。
もう洗濯物も乾いているよなと
意識をはぐらかす。
タバコをもう一本吸うことにする。
寝たばこくらい
いいじゃんかと開き直る。
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