幸福と永遠/結城 森士
 
時間というのは観念的なものです。
具体的な事象で時間をあらわすものと言えば
まず思い浮かぶのは時計ですね。
しかし、俺たちの周りには
時計以上に時間を表現するものが
至る所に溢れています。
それは、物質です。
物質は絶えず変化を繰り返しています。
変化のない物質などありません。

つまりある物質や事柄の変化する様を見て
その変化を、時間だということが出来るのです。
そう考えると、時間≒変化とも言えます。

物事が永遠に変わらないものであったとしたら
時間というものは存在しないでしょう。
同時に、時間が存在しなければ
物質というものは存在しないでしょう。

常に
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