冷夏/
短角牛
札幌ではこんな夜がふつう
兵庫からの来客は奇跡的な涼しさに包まれて
こんな日が向こうでもあればいいのにと
質量さえ感じる熱線に辟易する
もしも全てがこんな冷夏なら
夏は人々をひきつけるだろうか。
答えは知らないけれど
たぶん、また違う夏好きをひきつけるのだろう。
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