愛しのroutine/yangjah
 
自分の暮らしを自分で動かしている
何かに動かされるように動いている

わたしのからだも
冬眠から春眠の春を経て
新緑の頃から
動き出す

太陽と一緒に
目が覚める

いつのまにか朝の習慣がからだになじんでくる

カーテンと窓を開ける
布団をたたむ
作業着に着替える
顔と歯を磨く
水を飲む
ゴミを出す
植物に水をやる
家の横の駐車場で太極拳の稽古をする
なんちゃって神棚にお水を供える
軽く朝ごはんを食べる
アトリエで作業と稽古をする
ハンマと遅めの昼ごはんを食べる

暮らしはぐるぐるまわりつづける

あっという間に一年もめぐりくる

一年前の七夕は空の上だったなと
ふと想う

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