思い出/kuane
 
見上げた空は

青々としていて

雲が気ままに散歩をしている

そんないつもの風景に

夢を乗せた手紙を届けて

いつしかやさしい思い出は

私を築く命になる

尊く消え行くいくつもの命は

私をつつんでゆっくりはぐくむ
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