生きる力。/
Izm
者でした、
爺ちゃんは腕に銃弾を残したまま死にました。
それが過去になりました。
だって わたしは
意味も理由も
そんな現実を
リアルに感じていないのだもの。
何を失い
何を得た?
技術は進み
なにも知らぬまま
繰り返すだろうか。
なんで なんで
その声に
わたしは答えられるだろうか。
死にたくない と
肌を焦がし
力なく倒れた命を
感じていたい。
わたしは もう
なんで なんで と
言えなくなるんだ。
きっと。
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