永遠の嵐/吉岡ペペロ
 
きみは嵐のなかにいた

こぼれるような

こわれた叫びごえをあげて

男の叫びごえもした

それが愛しかったんだ

なんどもメールしそうになった

きみにしてやれることなんか

分からなかった

誰もがひとは

ひとに必要とされたくて

僕という秩序がただ

それを由としなかっただけなんだ


ごめんよ、ごめん

永遠の

嵐の中、傍観する


きみは嵐のなかにいた

こぼれるような

こわれた叫びごえをあげて

男の叫びごえもした

それが愛しかったんだ

なんどもメールしそうになった

きみにしてやれることなんか

分からなかった

誰もがひとは

ひとに必要とされたくて

僕という秩序がただ

それを由としなかっただけなんだ
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