birthday/風見鶏
 


赤いレコード

黒いスーツ

常夏の夜

紅の豚










birthday

言葉が生まれる瞬間がきっと僕には愛しくて
言葉を繋ぐその時は何度も味わっていたいような
何時までも味わっていたいような高揚に晒される

一度描いたその色を再び塗りつぶしていくのは
きっと油絵を描くような感覚に似ているんだと思う

止められるはずもない
僕にとってそれはきっと新たな誕生の瞬間だから
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