畦道/
櫻田 紫
騒がしい教室 その隅で彼女は笑った
そして泣いた また笑った
鈍い音 張り裂ける声
群がるアイツラと傍観者のアイツ
そして・・・の声。
帰り道彼女がいった「螺旋階段って何処まで続いてるんだろ」
いつか終わるでしょ永遠なんてないんだから
風が笑う 稲が笑う 彼岸花が笑う そしてアイツラも
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