私は確かに この地を歩み/アハウ
午前中 やるべき事を済ませたなら・・・
軽い昼食と読み止しの本が本棚から取り出され・・・
午後は街に出る
見慣れた商店街
人通りが心もち多いのか
気候が良い分 空気と肌の触れ合いを楽しめる
そんな昼過ぎの歩道に
私は足をつけて この地を散歩する
人々のざわめきと
整然とした二足歩行
歩みの触覚 視覚と聴覚
穏やかな感覚に満たされている
さぁ 夕食の買い物を済ませたなら
いつもの喫煙喫茶
ショルダーバックから
バラモン教典「ウパニシャド」
「かなたの世界は、まことにカウタマよ、祭火である。
その薪は太陽にほかならない。光線が煙。昼が炎。
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