夢の扉/成澤 和樹
ハーフタイムになったところで 歩いてきた道を振り返る
コーチが指摘するではないけれど 反省点はあるのだろう
過ぎ去った時間について 肯定するだけの日々よ終われ
直感に理性を混ぜ込んで完璧なウソをつきまくる
積み重ねてきたモンが素晴らしいとは限らないぜ 嗚呼 そんな
傷つかない為の思考回路巡らせて 失ってきた現実(いま)がある
消えかけた夢の向こうに 平凡な日常が待っていて
目を逸らしながら進むしかないのか 今は
波紋のように広がる感情は 胸の中にとどまっては消える
それでいいのかと余韻を残して消えてゆく だから・・・
頼れる仲間と円陣組んで なんとか延長戦に持ち込ん
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