退屈に過ぎる日/
ホロウ・シカエルボク
となんて本当はないんだぜ
お前は排気量を信じすぎてる
息すら切れない走行距離に
いったいどんな誇りがあると言う?
時計の針は調子が悪いようだ
一分が昨日の三倍の長さだ
昼休みにこなしたい用事はあるものの
空が
それまでもってくれるかどうか判らない
雨雲は難儀だ
そいつが居ないとみんな干上がるのに
誰も
そいつのことを好きだと言うことがない
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