ハピネス/
おるふぇ
柑橘類の香りが
包み込んでゆく
“すてきなことがあったよ”
その微笑みに報告できたらいいね
畦道の脇にはかかしが立っていて
それが君と僕みたいだと
“ここが果てしない砂漠でも”
ちっちゃな宇宙はくるくる回る
時にはかなしい声で
ハピネス
時にはたのしい声で
ハピネス
君にそんなこと言っても
頭の中は「はてなマーク」が埋め尽くして
わかってもらえないんだろうね
繰り返しいつの日もハピネス
ベランダから眺める雲が2つ
ぴったり寄り添うように
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