Apocalypse(11)/信天翁
 
いやなのです まぼろしにおもえて
  躍動するモニュメント と
      でっちあげた有機物 が

こわいのです タナトスにみえて
   浮遊するオブジェ と
       腐敗した無機物 が

いとおしいのです 郷愁に似て 
     ひびわれの空間 と
       矛盾に満ちた統合体 が

かなしいのです 呪いに苛まれて
    なまがわきの自意識 と
      無聊に過ぎた持ち時間 が
     

      
   
       
    
   


      

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