ミニひまわり/おるふぇ
りも距離は縮まった
でも、もどかしさ複雑さ
色んな機械群に阻まれる
“生きるの味わいをもっと感じたい”
上手に言葉が言えるようになった時
本当の言葉がわからなくなって
手紙に何て書いたらいいのかわからなくなって
それでも“伝えたい”だけで伝える試みをする
“もうかれこれどれくらい会ってないだろう”
あなたの泣き笑いのすべて
わたしの泣き笑いのすべて
それは美しいことです
ミニひまわりの芽が
植木鉢からそっと顔を出す
可愛らしくほころぶ初夏
切り離された心と心の
痛みや切なさを
忘れさせてくれるひととき
“あなたに辛い思いなどさせたくない”
丁寧に四
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