そして/
Etuji
雲のさけめへ
わたしの鳥が飛ぶ
バス停のベンチで
その人は彫像のようだ
まちつづける不安が
長い水路をながれてゆく
ふいに顔をあげて
蘇生する花
生きるために生まれてきたのだ。
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