プロローグ/三奈
 
空白のページに
跡をつけたのは私

全体の四分の一にも満たない
まだ短いストーリー

ベストセラーになんかなりっこない
本屋の端の方で埃をかぶっている

ちょっと悲惨なストーリー
だから少し見せるのが怖いんだ



それでも

抑えきれない自己主張だけを書き綴った
その小説を

もしも誰かが認めてくれたなら




ほろり、はらり、なみだがおちる




(今まではプロローグ)

(そこから始まる物語)


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