しじん/そらの とこ
 
詩を書こうと思ったら書けなかった

死を囲ったら詩が生まれた

私は毎日死を考えている

そして詩に埋もれて

そっと死を迎えまるのだが

死ぬのはまだ先のことだ

私はまだ数ミリの詩にしか埋もれていない

今は足だけ浸って詩人気取り

沢山の詩に埋もれてきっと80年後

死ぬ時に本当の詩人になれば私は幸せだ
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