妄想少女/
終
少女のユメは、こんな天気の良い日にピクニックに行くこと。
前の日の夜に仕込んだライ麦入りの食パンで作ったサンドイッチと。
朝に入れたミルクたっぷりのエスプレッソを持って。
−緑の芝生に腰掛けて
少女が放つコトバは、現実味を帯びてしまうから。
少女は、ただただ妄想をするだけ。
妄想は、ユメのままで。
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