徐行運転を続ける旧型のブルーバードの不安を煽るような排気ガスの青色みたいなものだ/ホロウ・シカエルボク
 
くなるような用事などあるわけはない
空いてる時間で詩のひとつでも仕上げられりゃ格別だけど
きっとチープな携帯ゲームで時間を潰すのに精を出すのみさ
チープな場所にはチープな消費というものがもっとも相応しいんだ

正直言って十時を過ぎた辺りから妙に眠くて
俺はあまりここに書いていることに集中してない
とりあえず文字数だけはたっぷりと稼いで
とても大事なことが書いてあるみたいに偽装しておかなくっちゃな
君、こういうのけしからんことだと思うかい
だけど意外と読んでるやつらにゃ書いてるやつの気分なんて関係がないとしたものだぜ
なりゆきでもなんでも
出来上がる前に意欲が主張なんかしたり
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