ターヤ ☆/atsuchan69
見は美しい女性だったが、性的なごく一部分は男性だった
月での暮らしは、さほど不快ではない。わずか一ヘクタールの畑で、肥沃なレゴリスの土から収穫される野菜は私ひとりにはあり余るほどだったし、そこで週に一度、近隣の街から男友だちを招いてはホームパーティを催した。おそらく野菜は彼らにとっても喜ばしい食材のひとつだった筈だが、それにもまして、彼らが私への土産に持ち寄るのは新鮮な魚介類であり、それは非常にありがたいことだった。もちろん、私は彼らの多くとメイクラブをすることもあったが、そのせいかターヤはきまってパーティには参加しない。夜、心配になってプライベートの寝室を覗くと、ひとりベッドで膝をかかえて
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