入院記/渡邉建志
ような。夜は9時に寝ます。朝は2時に目が覚めたり、4時に目が覚めたり、色々です。目が覚めれば、思考力と記憶力が病気のせいで犯されつつあるのを防ごうと思って(もとからないのかもしれませんが)、駿台文庫の「数学の計算回避の仕方」を解きます。昔から計算が苦手で、今でもやっぱり解けません。四則演算がすでに苦手です。でも、なんだか四則演算の本やゲームを買うのは、流行の軍門に下るような気がして(天邪鬼なのです)、あえて秋山さんの本をしこしこと解いているのです。一問解いて(必ず)解けなくて秋山さんの答えを写すのに、全部で三時間ぐらいかかります。これでよく大学なんか受かったなと思います。計算が終わると(終わらない
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