世界とぼくの涙/れんげ
 
ぐさでしかない
すくなくてもぼくにとっては

みんなが平和であってほしいと思いながら
ぼくの世界は悲しみの世界

だって世界は自分でつくれてしまうから

ぼくが悲しければ悲しい世界になるし
あるいは前向きなひとだったら明るい開けた世界にもなるんだから
おんなじものを見ていても
さまざまに感じる
心という世界はいろとりどりだなあと思う

悲しみだけではいきていけないけど
悲しみのないせかいに喜びはおとずれるだろうか
そして悲しみの世界に喜びはおとずれるだろうか
ぼくにはわからない

だから毎日
ぼくは涙をながすんだ

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