光と闇/
霜月 ゆうゆう
人は誰もが光と闇を持っている
子供のころは光に満ち溢れていた
だが、その光は時とともに消えてゆく
大人になり、闇に生きる僕らは
光を求め彷徨うのだろう
いつしか、他人に光を求め始め
知らない人間に頼り始める
そして、頼っていた人間が居なくなると
また、光を求め彷徨う
しかし、忘れてはいけない
光は消えているのではなく
見えないだけなのだと
自分の闇で見えない光は
心の中でしっかり光っていることを
戻る
編
削
Point
(0)