アネモネ/
草野大悟
かぜが
よにん
てをつないで
ふいている
とおくに
ひろびろと
あおぞらが
ひろがる
あのころ
ぼくらは
そんなまいにちを
すごしていた
あなたがかいた
あねもねは
いまでもよにん
かぜとなって
つくえのうえに
ふいている
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