〜のようなもの/紫音
 
界に生きる時
いつがその日なのか微妙なの

哲学的なことも触れて書いて
ちょっと勉強してるぞ違うぞ
なんて雰囲気も出してみたり
その辺りも微妙で良いなんて

考え抜かれた文字列でもなく
かといって自動筆記でもなく
強いて言うなら児童引き篭り
自虐も詩らしい空気作りです

日記みたいに書くのが最近の
流行のようなだから必然的に
何かいけないものを見せられ
覗き趣味が満たされるのかも

歌謡曲みたいに内容が無くて
深く考えることも必要無くて
だからなんとなく共感できて
そうそうなんて肯いてみたり

ああ自分は書きたいんだっけ
それとも読みたいだけだっけ
そんなことどうでもいいかも
書いてる人しか読んでないし

詩のようなものを書いてみて
出来上がったらまるで違うし
そんなこと全然気づかなくて
残る紛い物の詩のようなもの

戻る   Point(1)