青い惑星 /
服部 剛
夜空をみつめて
歩いていたら
遠くの星が瞬いた
孤独でもいいじゃないか・・・
きみのいる青い惑星(ほし)も
ここからみれば
宇宙に ぽつん と浮いてるよ
明け方の太陽も
世界を照らして
独り
夜更けの月も
眠る街を見守って
独り
離れ離れの家々に
今宵も夢見る魂達
明日のひかる窓辺にも
人影は身を起こし
見えない軌道に結ばれた
地上を巡る星々となる
街灯の下に伸びている
路上の影は俯いて
胸の闇に浮かぶ
孤独に澄んだ
青い惑星
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