バレリーナ/山崎 風雅
胸に染み込む言葉は
とても暖かで
いつも頭でかっちの僕の脳を
愛撫するようです
特に好きな詩人がいるわけでもなく
こうして詩を書くような柄でもないのですが
ただ
冷えた心を自分で暖めていたいんです
許されるのでしょうか
感情だけが人一倍強い僕は
衝動を抑える言葉を必要とします
感情を言葉で滑らかにしないと
ワンルームで凍えてしまいます
いつか
いつの日かと思いつつ
時だけが悪戯に過ぎ
優しさと思っていたものは
愛情窃盗常習犯のただのエサになっていただけで
気付いた時には
低い天井に立ち上る煙草の煙が滲んでるだけでした
あぁ あぁ あぁ
バレリーナ
おどりーな
行ったりーな!
戻る 編 削 Point(1)