カーペットの上で/
白昼夢
たくさんの夢が過ぎていったカーペットの上
歳月だけが流れ、後に残ったのはゴミだけだった
積み上げた夢は崩れ落ち、私には何も残らなかった
新しいカーペットを敷く
クリーム色の憂鬱が広がる
遠い記憶に残った肌の温もりと感触はもう消えてしまった
今日もまた、カーペットの上で夢は流れていく
帰ってこない日々を切望する空気をはらんだまま
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