音楽的詩論 一限目 「君が代」/風見鶏
いるのは事実で、軍国主義の体制下に利用された象徴である事も事実ではあるだろう。
ただ、本来この歌が愛すべき人の長生を願い、繁栄と平和を祈る曲であったという側面がある事もまた事実だ。
だから、必要以上にナショナリズムを煽って愛国心を掻き立てる必要は無いし、必要以上に軍国主義の、或いはカルト的な天皇崇拝の象徴として毛嫌いする必要も無い。後は、自分で考えて判断すれば良い。
義務教育を終えて、高校も卒業した今となっては再びこの曲を歌う機会があるかどうかはわからない。
それでも、いずれまたこの曲を歌う事があるとするならば、その時は玉座で踏ん反り返ってる誰かのためではなく、喜びを分かち合える誰かのためにこの曲を歌おうと思う。
http://www.youtube.com/watch?v=UwodtldRCuQ&feature=related
著作権? なにそれ美味しいの?
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