絶望/
草野春心
世界にはトートロジーがあふれている
僕が孤独を選んだ日
君は化粧を点検していた
他のことは知りようもない
詩とは虚しいものだ
哀しみはどこまでいっても哀しみにすぎないのだから
でも君に言いたかった
僕だって君なんだと
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