第6回 短歌祭 のちょこっと感想/ふるる
酷なことが古い絵本に待っていそうな気がしてしまうのは、何故なんでしょう・・・。
他の歌も、ハードボイルドな感じがします。
●石畑由紀子さん
http://po-m.com/forum/i_doc.php?did=151756
「干上がった水たまりは遺跡に似て踏みつけられず進めぬ真昼」
石畑さんは詩人の目やテクニックをさっと揃えることができる方だと思います。他の歌も三十一文字で一行なのに、
それぞれ行間がありますね。常に余裕があるというか、余地を残しておいてくれているというか。
「干上がった水たまり」が「遺跡に似て」・・・すごいなと思います。しかもそれを踏みつけられ
[次のページ]
戻る 編 削 Point(9)