惰性で過ごす毎日/
燕(ツバメ)
此処に居る 意味すらもはや見出せず
ただ日々を 消化するのみ
嗚呼 故郷の風景は
目を瞑ると浮かびはするも
もはや私を呼んではいない
私の戻る場所ではない
何処へ行けばいいのか
何処に居場所はあるのか
日が暮れ、夜が明け、動き出す
その日々は なんという名の怪物だろうか
戻る
編
削
Point
(1)