惰性で過ごす毎日/燕(ツバメ)
 
此処に居る 意味すらもはや見出せず
ただ日々を 消化するのみ

嗚呼 故郷の風景は
目を瞑ると浮かびはするも
もはや私を呼んではいない
私の戻る場所ではない

何処へ行けばいいのか
何処に居場所はあるのか

日が暮れ、夜が明け、動き出す
その日々は なんという名の怪物だろうか
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