思い出が詰まってる/
桜 葉一
日々は
すべて私のメモリーに残してある
いつか私が捨てられる日が来たとしても
できることならその思い出だけは
消えて欲しくない
消して欲しくない
あなたが愛するあの人からのメッセージは
私がメロディーにのせて伝えるから
そのときの私は悲しみで体が震えているかもしれないけれど
あなたはそんな私を手にとって
あの人からの愛の言葉に応えてあげて
わがままかもしれないけれど
今だけはあたなのそばにいさせて
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