君が二度目に出逢う瞬間/
こゆり
光の速さで君とすれ違う
ものすごく
速いスピードで
麗かな春の景色にも逆らって
不思議だね
同じ日にまったくの
逆方向に向かうなんて
今の距離より
はるか遠く
嘘を本当にする
それが君の
優しさかもね
君の向かおうとする旅先に
もうすでに私が立っている
ということ
今はまだ
気付いてないだろうけど
戻る
編
削
Point
(6)