君が二度目に出逢う瞬間/こゆり
 
光の速さで君とすれ違う
ものすごく
速いスピードで

麗かな春の景色にも逆らって

不思議だね
同じ日にまったくの
逆方向に向かうなんて
今の距離より
はるか遠く

嘘を本当にする
それが君の
優しさかもね

君の向かおうとする旅先に
もうすでに私が立っている
ということ

今はまだ
気付いてないだろうけど
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