しっかりしたみんな/狩心
 
スタッフ皆は「こだわり」を持っていた
ぼくは、

浮遊する事にこだわりすぎて
怒られ続けたね、 ねーんねーこーころーりーよー こーろこーろーりー って
年上の女性が慰めてくれたんだ 居酒屋で たぶん遭遇したのは宇宙人
だって、 ぬ る ぬ る してたから、

今夜の晩は満月だった
「こんばんは」
誰も居ないトンネルに100回挨拶すると
100回無言の返答 「沈黙」が返ってきた
流石にきもちイイ
まっくらい世界に包み込まれる夜は
誰かに抱かれる夜は
流石にきもちイイ
石のように冷たい肌に 鼓動を探して・・

目が
点になって
点々が蟻地獄になって

女は 
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