布団の中の真白い魚/
ヨルノテガム
魚は 優しい女の口流星群で憶えたテクを使い
猫の目の星に骨ごと食べられる運命が 逆に
猫をニャンニャン言わすことができたのであった
これは真白い魚伝説として宇宙史に刻まれることとなる
魚はそれ以後 行く方知れず。
宇宙人は代々その話を枕元で子孫に聞かせながら
星々を眺むるという
子供宇宙人はミステリアスを知ることで
よく腕が伸びると伝えられているのだ
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